飛騨曲木民芸家具

April 06, 2005

飛騨曲木民芸家具

飛騨高山の飛騨曲木民芸家具は曲木の逸品です背から肘掛けにかけての木は、一本の曲木です。ナラの木を曲げてあります。写真の曲木は、曲げてからひねりが加えられています。とても難しい技術だそうで、三次元曲木と呼ばれています。飛騨曲木民芸家具の中村守夫さんの技です。飛騨の匠の技術です。曲木にこだわり、極限の技術に挑戦されているそうです。
中村守夫さんは、お会いすると穏やかで優しい方です。「うちは椅子屋だから、椅子屋が作った椅子だから、座り心地いいよ。」と難しい技よりも、座り心地を強調されます。曲木の技術だけでなく、椅子のデザイン・座り心地などすべてにこだわって、製作されているのが分かります。
木を曲げる方法はいろいろあるようです。蒸気をあてたり、茹でたり、熱を加えたり。木を料理するみたいですね。曲木の原理や方法は、飛騨産業さんのページが詳しいので、そちらをご覧ください。飛騨産業さんも曲木の椅子をたくさん作っておられます。
昔は、大阪にも曲木工場があったそうです。大阪の曲木工場の職人が飛騨に技術を伝えたというような話を聞いたことがあります。

agurakoisu_br左側の写真は「あぐら椅子」です。座面が広いので、椅子に座ってあぐらもかけます。その右側の写真は「小椅子」といいます。ロールした背板は曲木です。板をロールさせる曲木も難しいそうです。小ぶりでかわいい小椅子は、軽くて丈夫、ダイニングチェアに使ってください。
どちらも森下和洋家具に展示しています。どうぞ座りに来てください。

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